化粧品会社に在職中、原料のハーブや芳香植物などの天然物に興味が高まり、退社後、当時日本になかった新しい「香りの文化」を想像したく、執筆活動と共に独自で研究を始めました。一途に「真のアロマテラピー」を日本に根付かせたい一心から、フランコム先生をはじめとする一流の先生にご指導を仰ぎ、今に至ります。
講師活動を通して、まだまだ本当のアロマテラピーが認知されていないと強く感じています。アロマテラピーは日常生活の中で特別なものではなく、自分や周囲の人達の心身のトラブルを香りとともに癒してくれます。そして本当のアロマテラピーを実践するためには、いかに精油の品質が大切かを理解しなければなりません。EIAJの会員の皆様には、ピエール・フランコム先生の「真のアロマテラピー」理念の基に一緒に学び、更に新しい発見を共有しながら進歩し続けたいと願っています。
私の専門とする食品でも、香りは重要なテーマです。食品でも精油でも、アロマやフレーバーの成分は非常に複雑で、それを受け取る側の、人の反応となると、さらに理解が難しいことを実感しています。分析値には出ないような成分を人が感じることができる、また、ある香り成分が人の自律神経に影響を与える等の事実に接すると、香りの不思議さに益々魅せられます
8年前に植物アロマの研究を始めて以来、出会うべくして人と出会い、多くの方々のお力添えで研究を進めてきました。その大事な通過点にEIAJがあります。近年、植物アロマの研究が進んでいますが、栽培面からのアプローチは遅れています。精油にとって重要なケモタイプが、栽培環境によって変動することは経験的によく知られていますが、科学的なデータは不十分です。EIAJでは、栽培データのエビデンスに基づく責任ある発言や提言ができるよう、研究を進めてゆきたいと考えています。活動を通しての新たな出会いにもワクワクしています
薬が嫌いで飲めない子供、妊娠中、授乳中で薬が飲めない患者さんに何か役に立つものはないかな?と思いアロマテラピーを勉強し始める。アロマの香りを楽しむだけかと思っていたものが、心や体の調子が良くなる成分がたくさんあるのに驚き、これを活かさない手はない!アロマテラピーはフランスのあばあちゃんの知恵袋!と奮闘中。これを科学的に解明して、どんなときにどんな精油をどう選べばよいのか、どう使えばよいのかを皆さんとご一緒に正しい知識を勉強したいです。皆さんが心豊かな日常を過ごせるお手伝いができるように願っています。
香料会社で調香、分析、合成など。香粧品香料の研究開発に長年携わった後も、「にほひすと&かをりすと」として香りの世界を巡っています。心身に快い香りの効用は測り知れません。皆様が真のアロマテラピー、アロマティックケアでの潤いのある豊かな生活を楽しまれるよう、化学と嗅覚官能の面からお手伝いします。
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